2015/09/18 10:18

動物愛護 寄付つきカレンダー販売 犬や猫の殺処分ゼロに向けて!

 

公益財団法人どうぶつ基金では行政による犬猫の殺処分ゼロを実現に向けた啓発活動と獣医療費等活動資金調達の一環として「寄付つきさくらねこカレンダー2016」と「寄付つきいのちつないだわんこカレンダー2016」の作成と販売を行うこととなりました。カレンダーの収益はすべて獣医療等どうぶつ基金の活動費となります。

http://doubutukikin.thebase.in/

◎【寄付つき さくらねこカレンダー2016】価格:\ 2,000

地域の人に愛され幸せに生きるさくらねこたち。

その愛らしさに癒されてください。

 

◎【寄付つきいのちつないだわんこカレンダー2016】価格:\ 2,000

捨てられたり、不要犬として保健所に持ち込まれ、本当なら殺されていたかもしれないワンコ達、心優しい人々に命を救われ新しい家族と幸せに暮らすワンコ達のカレンダーです。このカレンダーの収益金は全て犬や猫の殺処分ゼロのために使われます。 

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

サイズ:A4

吊り下げた時のサイズはA3縦長になります。

このカレンダーは寄付金つきです。1部購入当たりの収益はワクチン、ノミ除け、1頭分に相当します。

*予約販売です。カレンダーの発送は11月下旬から順次行います。

お申し込みはこちらから http://doubutukikin.thebase.in/


どうぶつ基金は、1988年に設立されて以来、人とどうぶつが幸せに共生できる社会づくりに貢献してきました。平成26年度は、8,262頭の猫にさくらねこ無料不妊手術を実施し、保健所からレスキューされた396頭の犬猫に助成金を給付しました。今後ともどうぶつ基金の活動にご理解とご協力お願い申し上げます。

 

さくらねこって?

「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫のことです。この耳のことを、さくら耳といいます。では、なぜノラ猫に不妊手術をするのでしょうか。  


日本では1年間に10万頭の猫が殺処分されています。1頭のメス猫は1年に3回の出産が可能で、1度の出産でに平均5~6頭の子猫を産みます。このデータを実証するように行政に引き取られる飼い主不明猫の約7割が産まれて間もない子猫です。

 

公益財団法人どうぶつ基金では1頭でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考え、全国の獣医師さんや行政、ボランティアの皆さんと協働して毎年数千頭の猫に無料で不妊去勢手術を施す「さくらねこ無料不妊手術事業」を行っています。

 

この事業ではノラ猫を捕獲後、不妊去勢手術をして、手術済みのしるしとして、麻酔中に耳先を「V字」にカットします。この耳先の形が桜の花びらに似ていること、そして地域の皆さんに愛される桜のような存在になるように願いを込め、手術を終えた猫のことを「さくらねこ」と呼んでいます。

 

人間社会の片隅で生きているノラ猫たちが生きていくためには不妊手術を施し、これ以上増えないことを主張していく必要があります。それには、だれが見てもわかる目印が必要になってきます。それが、さくら耳(みみ先カット)です。

 

「さくらねこ無料不妊手術事業」では、猫をつかまえた協働ボランティアが全国48か所ある協力病院に持ち込めば、無料で手術を受けることができます。病院のない地域にはどうぶつ基金の獣医師団チームが行って、出張手術やワクチン投与、ノミ駆除などの獣医療を無料で行います。

 

こうして今までに17,993頭(2015年6月現在)のノラ猫が、不妊手術済みの猫「さくらねこ」になりました。その甲斐もあって2006年に23万頭だった全国の猫の殺処分数は、7年間で10万頭(7年間で56%減)まで減少しました。